20代ではまり、30代でもう一度はまれるのがエレカシの世界観であると思う。
平凡な男なら誰しも経験したことのあるであろうチクショーバッキャロー体験、
他との比較で屈辱を味わい、へこんではいるけど、とりあえず彼女はいるので
まあ悪くない人生だよなという、そんな世界だね。
このヒトコイシクテ、アイヲモトメテのPVは出色だね。
ガソスタの親父の背景にシャボン玉が流れるのは、これは親父の生きてきた歴史、時間の流れを感じさせる。哀愁だね。
縁日のお面群がひたすら回っている映像に通ずるものがあるというか。
どうでもいいがスーツスタイルにジャンパーというコーディネートに弱い(笑)。それそのものがノスタルジーである。
中小企業の、プレハブ小屋の管理職(人情厚め、年末ジャンボは1セット一応購入)という感じですね。
こういう味方が一人、人生にいてくれたらいいですよね。
深夜帯にも人生はいくつも息づいているという。夜のPAのわくわく感とはまた違う感覚ですね。