嫉めども


いまある光に けおされ

白く飲み込まれた光も また光なり

いびつに紫の光を はなてば

それは醜の一字となりて

まぶしき未来のみちを穿つ

一途に信じよ いまはまだ かぼそく

こころもとない その光の 直情さを

さえぎるものはないのだ

 

奥村 治作 拝

 

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